龍飛です。
Baby Princessの2010年冬休み明け最初の日記は星花が担当しました。
そこで初夢について語ってくれたので、それの夢判断を
公式日記ブログにも書きましたが、もうちょい詳しくここで語ろうかとw

まずは、原文
『実は星花――
 今年の初夢はとってもとっても
 縁起が良かったんです!

 それは――戦場でご主君様の
 お兄ちゃんを狙っている暗殺者に
 誰よりも早く気づいた星花が――

 なんと!

 お兄ちゃんをかばって、代わりに毒矢を受けて――
 悲しんでるお兄ちゃんの腕の中で息絶える夢

 「我が最愛のご主君様、どうぞためらわず――
  あなた様の天下をお取り下さい」
 ガクッ――


さて、普通の人だと、こういう夢、縁起が良いだなんて思いませんよねぇ。
でも夢判断だと、実際縁起が良いのです。
自分が死ぬ夢、しかも誰かに見守られながら、というのは、
今までの自分と違う、新しいことを始める機会が訪れるという事です。

これが、一人で誰にも知られず静かに死んだりとかの夢ですと、凶夢です。
その場合は、孤独感を感じている事を暗示しています。

ですが、星花の夢ですと、兄に見守られてますので、
兄の助けを受けながら、新たな事にチャレンジすることができることを
示しています。

また、死因ですが、兄をかばって、となっております。
これは、その新しいことには困難な問題があることを示しています。

総括としては、公式日記ブログにコメント書いてますのでご参照を。


で、この夢を三国志的に解釈するとどうなるか、ですが、
こういった夢を見た、という事例は正史にも演義にもありません。
また、実際に戦場でこういう見せ場もありません。

おそらくは、星花の願望でしょう。
キーワードとして、毒矢というのがあります。
三国志で、毒矢を受ける武将と言って、誰が思いつくでしょう。

おそらく、一番は、関羽かと。
魏との戦いのときに腕に毒矢を受けて、
名医華陀の治療を受けるエピソードは有名かと。

二番目に有名なのは、呉の周喩。
赤壁後の、魏との戦い中に毒矢を受けてそれが元で亡くなります。

三番目は孫策かな。
関羽と周喩の話は演義での話ですが、孫策は史実の方。
江東(呉)の領土獲得の際に倒した太守の部下が、
孫策暗殺に毒矢を用いてます。

さて、星花の話に戻すと、まぁ、想定しているのは関羽でしょう。
おそらく関羽の実際の死に際が、あまりにも悲しいので、
より美しく美化するために星花が望む関羽の死に際を描いたのかと。
桃園の誓いを守ることもできず、漢の国を立て直すこともできずに、
魏と呉の共同作戦で散ってしまった関羽に、
最愛の主君、劉備の手の中で亡くなって欲しい、という願いが、
夢に現れたのかと。

星花の日記考察を一気に飛ばして初夢判断に来てしまいましたが、
その間に、星花は、関羽の死に際のところも何度も読み返して、
そのたびに涙してる日記もあるのですよね。
自分が小四の頃には、関羽の死に際なんて、悲しくて2回目以降は、
なかなか読めませんでした。立派なものです。

星花の日記はなかなか感慨深いものが多いので、
三国志好きな人、改めて、星花を見てやってください。

まぁ、ライバル少ないほうが自分は嬉しいのですがw

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