今日は、《連合の秘宝》関連のネタで、
『3マナの』マナアーティファクトの歴史を語ろうと思います。
自分が4版日本語版から始めたので、それを中心にします。

まず最初は、《Basalt Monolith》(3ED)
これは、《連合の秘宝》(FUT)よりは、
《厳かなモノリス》(ULG)の先祖といえますね。
そして《Basalt Monolith》が使えた時期は、
《Black Lotus》や《魔力の櫃》が使えたので、
マナブーストとして使われたことは無かったのでしょう。
この時代は、MtGをやってなかったので詳しくは知りませんが。

次は、《Standing Stone》(DRK)
誰も知らないだろうな、こんなアーティファクト。
能力は、
 ?Tap1ライフ支払う:好きな色マナ1点をマナプールに加える。
これが、ザ・ダークの精一杯です。
レジェンドの金色カードたちを使うために使われたのかどうかすら、
知りません。

続いて、これが正当な先祖《天界のプリズム》(4ED)
能力は
 ?Tap:好きな色マナ1点をマナプールに加える。
《Standing Stone》は、これのマナを軽くして、
ライフを支払うようにしたバージョンですね。
このカードが救われたのは、4版に再録されていた事で、
日本人が緑以外で3色目を使おうとしたときに使われた、
という事です。
とくに、クロニクルが販売されてからは、3色カードも入りましたしね。
緑なら《極楽鳥》や《荒々しき自然》があるので、3色も可能でした。

フィルター用のアーティファクトとしては、
《ウルザの色眼鏡》(4ED)なんてのもあります。
マナは増えません。
これがあれば、白中心のデッキで、タッチ赤がしやすかったです。
眼鏡というネタでデッキを作ってた記憶はあります。
初期の頃に、よくこんな対抗色カードが出てきたものです。
まぁ普通、デッキのスロットを割いて入れるカードではありません。

《アシュノッドの供儀台》(CHR)
 クリーチャーを1体生贄に捧げる:無色2点をマナプールに加える
5版、6版と再録されていたので、無限マナのネタとして、
色々使われていましたね。
相棒は、《繁殖力》(USG)とか、《菌獣の群落》(NEM)とか。
コンボ用のカードとして、トーナメントレベルに達した、
初の3マナのマナアーティファクトでしょう。

《Astrolabe》(ALL)
 ?Tap生贄に捧げる:好きな色1色2点をマナプールに入れる。
 次のアップキープ開始時にカード1枚を引く。
1回だけマナブーストしながら、1枚カードを引ける、
地味で使えるカードです。
でも、見たことありません。今なら使えるのではないだろうか、
このカード。気のせいかな?かな?

《Sol Grail》(ALL)
 場に出るに際し、色1色を選ぶ。
 Tap:選ばれた色のマナを1点加える。
《Standing Stone》に比べれば、随分と使いやすくなりました。
でも、選んだ色しか出ないので、融通が利かないこともしばしば。
3色以上のデッキなら使いやすいですが、
2色くらいのデッキなら、ミラージュの《ダイアモンド》シリーズ
の方が使いやすいでしょう。

《マナ・プリズム》(MIR)
 Tap:無色マナ1点をマナプールに加える。
 ?Tap:好きな色のマナ1点をマナプールに加える。
ミラージュ発売当初は、これが使いやすくて好きでした。
これが出てきたことで、《天界のプリズム》は使われなくなりました。
しかし、見て分かるとおり《虹色のレンズ》の先祖です。
もはや、決して使われることは無いでしょう。

《風食礫の壺》(MIR)
能力は面倒なので簡単に説明。
Xマナをソーサリータイミングでチャージして、
次のメインフェイズの開始時に
無色X点を供給してくれるアーティファクトです。
ある種、《連合の秘宝》の先祖。
ただし、ソーサリータイミングでしかチャージできないのでは、
役に立つはずもありませんでした。
まぁ、カジュアルプレイでは、溜めまくった、
《ケアヴェクの火吹き》とかが飛んでたりしましたけど。

今回はここまで、
テンペストブロックには3マナのマナアーティファクトが
存在しないので、次は、ウルザズ・サーガになります。

《連合の秘宝》は、レアで無ければ、
役立つカードといわれたのかなぁ。

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