この前、ウルトラマンAのネタを書いたので総論。
ウルトラマン〜ウルトラマンレオの範囲で書きます。

ウルトラシリーズで、どの作品が一番お勧めかというと、
ウルトラマンメビウスです。
で、メビウスを楽しむためにはどの昭和ウルトラを見ておくといいかと、
考えると、ウルトラマンタロウになります。

タロウは、一番光の国のネタを良く使って、他のウルトラシリーズの
作品を有効活用しているからです。
かつ、娯楽作品的に、完成度が高い。

で、他の作品を比較していくと、
・ウルトラマン:怪奇特撮としてお勧め
・ウルトラセブン:SF特撮としてお勧め
・帰ってきたウルトラマン:ヒーロー特撮としてお勧め

そして、ウルトラマンAとウルトラマンレオはマニア向け。
ウルトラマンAは話が重いです。
放送順としては、帰ってきたウルトラマンとウルトラマンタロウを
つなぐ大事な役割で、ウルトラ兄弟の設定を作り出した作品なのですが、
TACの隊員が、星司(A)に対して冷たいので子供が見るにはきついです。
この後に、ZATの隊員みてると、光太郎(タロウ)は甘やかされてるなぁ、
と思えます。

ウルトラマンレオは、第二期ウルトラシリーズの中で、
ウルトラセブンのSF性を目指したものなのですが、
出てくる星人が、ウルトラセブンでは地球制服を目標としつつ、
自らの母星を守るために戦っている重みがあるのに、
ウルトラマンレオの星人が起こす事件は、
通り魔的な猟奇殺人を快楽的に行っている星人ばかりなので、
話の重みが異なります。
まぁ、ウルトラマンレオは、
おおとりゲン(レオ)をモロボシ・ダン(セブン)が、
育てていく話に焦点が向けられたので仕方ないのですが。
マニア向けにはウルトラマンレオは素晴らしいのですが、
子供心には、レオ兄弟VSウルトラ兄弟とかは、
「レオ、俺たちはアストラを殺す!」
とか、ウルトラマンに言われたシーンは
ショッキングでした。

平成特撮を見ている方へのお勧め度は、
タロウ>帰マン>セブン>初代>レオ>A
って感じかな。個々の作品の完成度とは別ですよ。
また、ウルトラシリーズは第一期の怪奇SFなんですよ、という方は、
セブン、初代がお勧めです。
自分は第二期派な人間です。
再放送でよく見たのがタロウと帰マンなので。

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