期待してみました。
期待通りでした。

亜沙先輩と付き合うようになった稟は楓のことはほったらかし。
楓が御飯を作って待っていても、
稟「亜沙先輩のところで食ってきたからいい」

その後も、楽しそうに過ごしている稟と亜沙先輩に対して、
淋しそうに家事をしている楓の姿が映し出されていきます。
すでに目は虚ろ。

そうしたある日、
いつものように食べてもらえるのか分からない御飯を作っている楓の家へ、
稟が亜沙先輩をつれて帰ってきました。
稟「ただいまー」
亜沙「おじゃましまーす」
楓「……帰ってください」
亜沙「?」
楓「帰って!帰ってください!」
そう言って、亜沙先輩に掴みかかる楓。
楓「あんたなんか……あんたなんか死んじゃえばいいんだ!」
持っているものが、包丁やカッターナイフなら確実に切りかかってます。
言葉なら切りかかってるでしょう。

でも、実は病弱キャラな亜沙先輩。
詰め寄られた事で精神的に参って、倒れて入院してしまいます。
おかげさまで、稟くんは亜沙先輩の方に余計にかまってしまって、
楓はさらに置いてけぼり。
楓「どうして、稟くんが亜沙先輩の面倒見ないといけないんですか、
  お医者さんでもないのに……」
稟「お前、最近変だぞ」
必死になっても空回り、稟に一蹴されてしまいます。

そこで、思いつめた楓は風呂上りに強行手段へ。
稟のベッドへ裸で侵入。
楓「稟くんの側にいさせて下さい……」
ここで、ゲーム上で二択が発生するようなら、ゲームを買いだなぁ、
と思えるシーン。
遙「側にいて欲しいの……」
並みの破壊力があります。
この時点で、自分内でアニメというメディア上では、
涼宮遙を芙蓉楓が上回ってしまったかもしれません。
でも、鳴海孝之(君が望む永遠)ほど優柔不断ではない土見稟。
あっさりと、楓を拒絶します。
さらに、居候の身だったので、この家を出る、とまで言い出します。

稟に愛想をつかされて、行き場を失った楓、
雨の中で、亜沙先輩とばったり遭遇。
橋の下での会話で涙ながらに、稟くんを頼みます、と告げる。
でも、目は虚ろ、精神は崩壊気味。
とても、和解という雰囲気ではありません。
むしろ殺るべき絶好の機会。
でも、伊藤誠(School Days)と違って、
亜沙先輩一人と決めている土見稟相手では、
無駄なのだろうなぁ。

そうこうして、楓が昔を振り返るシーンを挟んで第七話終了。
話的に、一番大変だったのは、
稟と楓の間にいた、プリムラだったのではとも思いつつ。
一話丸ごと、こんな鬱話で、しかも鬱ENDな作品を作ってくれてありがとうございます。
来週からは、また楓の出番はないのだろうなぁ。

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